グーグル(Google)株式会社という企業

「BLOG爺の裏長屋」様(http://aoyagi.txt-nifty.com/ura/)より。
Google Adsense 狩り」というものの被害にあった人の、Googleとのやりとりを記したものらしい。
のだけど、そもそもGoogle Adsenseってなんだ?とかアホさらしてるのでちょっと調べてみる。


グーグル・アドセンス https://www.google.com/adsense/?hl=ja


なるほど。要するにクリック保証型バナクリみたいなもんかな?
しかし、それで「狩り」ってなんなんだ一体。
というわけで、ちょっと気になったので先の記事を読んでみる。


Google AdSense顛末記(一〜十まであります)http://hattori.cocolog-nifty.com/brog/2005/05/google_adsense_1626.html


…大体のあらすじは以下のような感じ?


1.ある日突然、Google AdSenseより「不正行為によりアカウント剥奪」を一方的に通告
2.それに対して異議申し立てのメールを送るも、一向に返事なし。
3.痺れを切らして直接電話してみるも、ろくに対応してくれない(Google AdSenseアメリカが本部なのでこちらではわからないとか?)
4.やっと来たメールの返事は、回答としてはかなり的外れなものだった。
5.納得できないので再度連絡。
6.そのときの対応↓

「アンタ、一体なにが望みなんだよ〜」

そしてさらに続けて、吐き捨てるようにこう言う。

「オマエ、そんなにカネが欲しいのかよ!」


すっごい爆弾発言。それが利用者に対する言葉か。

服部「お名前を教えてくださいよ」
担当「名乗る必要はないと思いますね」
服部「あなたがそう思うのは勝手だけど、こういうときは名乗るのが常識ですよ。お名前を頂戴できますか?」
担当「……」
服部「もしもし。こちらの声が聞こえませんか? お名前を教えてください」
担当「……」
服部「もしもし」
担当「もしもし」
服部「もしもし。聞こえませんか? お名前をどうぞ」
担当「もしもし」
服部「もしもし?」
担当「もしもし」
服部「もしもし。ひょっとして電話が聞こえない振りですか?」
担当「もしもし」
服部「もしもし。お名前をどうぞ」
担当「もしもし」
服部「もしもし。やってることが、ずいぶん幼稚だと思いますがね〜。お名前をどうぞ」
担当「もしもし」
服部「もしもし」
担当「……(この後通話は先方から切られた)」


なんだそれ。
今時ここまで幼稚なことやる会社があったのか。
…というかもう、内容読んでるだけでそれって株式会社としてどうなの?と思えてしまう。
規約違反、その理由をはっきり説明しないで、しかも一方的に「警告なしにいきなり剥奪」ってのは。そんなとこ、今時まだ生息してるんですねえ。
…で、問題の「GoogleAdSense狩り」の正体とはなんだろう?と思ってトラックバック追いかけてたらそれらしきものを下記で見つけました

たけくまメモ」様(http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/)の
【業務連絡】GoogleAdSenseのリンクを停止(http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/05/google_adsense_cbcb.html)より抜粋

前のエントリのコメント欄で読者の方が教えてくださいましたが、どうやらGoogle AdSense狩りという悪質な悪戯があるみたいです。

http://blog.livedoor.jp/ooki1/archives/4844443.html

今回のアカウント停止にあたり、思い当たる節がないので、もしかするとこれにやられたのかも。

なるほど。
GoogleAdSenseがあるサイトにスクリプトとかで集中クリック攻撃を仕掛けてAdSenseそのものを潰す、という行為のことかな。
なんか、かの有名な某Kの国のF5攻撃を思い出すなあ。もっともあれは手動らしいけど。

「GoogleAdSense狩り」http://blog.livedoor.jp/ooki1/archives/4844443.htmlより抜粋。

友達も狩られてしまったようでGoogleからAdsenseのアカウント停止を一方的に告げられたそうです。どういうメカニズムで人気サイトのGoogleAdsenseのアカウントが停止されるかというと、

1.狩人が対象となるサイトをロックオン
2.狩人が猛烈に不正クリックを行う
3.サイトを管理しているAdsenseは無条件削除

Googleに確認するも、上記は規約のため有無を言わさずアカウント抹消とのこと笑
その宣告は、突然訪れるとのこと。
毎月50万円のお小遣いが0円になつたとのこと、ご愁傷様です。

よく考えなくてもそうだけど、やっぱりおかしいよな、一方的なしかも突然のアカウント抹消処分というのは。
刑法とかにたとえたら最高刑といってもいいアカウント剥奪がデフォルトなんて…
まぁウチはGoogleAdSenseという存在自体を知らなかったくらいに不人気で少々知識の足りない管理人のサイト故に、とりあえず今現在ではサイトで小遣い稼ぎなんて考える余地もないわけですが(笑)
なんか、なんというか、「GoogleAdSense狩り」なんて言葉が出来てしまうくらいに頻繁に起きてる攻撃(?)に、Google側がろくに対応してない、というのは驚き。
『狩り』のターゲットにされ、Google側は有無を言わさずアカウント剥奪。
ここまで綺麗にフロー処理が施されてしまうと




Googleと「GoogleAdSense狩り」ってグルなんじゃね?




と思われても仕方ない状況だと思う。
ブログに出てくるくらいですから、もういろんなところから苦情も来てるだろうし。
この話、被害者側の話しか今のところ見ていませんが、Google側としてはどーいう見解なのか、非常に気になるところです。
その電話応対、そしてメール無視…一介の株式会社がやる対応じゃないですからねえ。