ついんてぇる考察(2)諸問題

(2)諸問題

近頃ではついんてぇる/ツインテールキャラの登場率が、ちょっと前に比べて随分と上昇してるように思えます。それもまぁ「美少女ゲーム開発頻度の急騰」や、それによる「美少女キャラクタ大量生産」の一環としてある種「パターンの一つ」として多く使われるようになったようにも思えます。ワタシが現役学生であった十数年前までは、それこそ探すだけでも結構大変だったように記憶していますが…
それ故、かもしれないのですが、このあたり、所謂『髪型フェチ』にしか想像しえない現象かもしれませんが、その髪型の、ちょっとした差異でも『それは違う!』と断言したり、反論があったりと、結構熾烈な論争が繰り広げられていたりします。
「ついんてぇる/ツインテール」の分野だけで例えても




・「ツインテール」と「おさげ髪」の差異について


・「複合型ツインテール」問題


・「ツインテール/ツーテールetc」呼称問題




などなど、普段は影を潜めているが、突如何かが火種になって論争が始まったりします。
なんなんだろうなあ・・・
まぁ、正直言ってワタシにとってはどうでもいい問題ではあるのですが(というか、問題視するだけ無駄っぽい)、ここで確かにいえることは、ここで論争を繰り広げている方々の半数以上は、おそらく「ついんてぇる/ツインテール」好きであるということ。ちょっとした主張の違いによって派閥が分かれてしまう、などということはいろんな分野においてよくあることなのかもしれませんが…たとえば「眼鏡娘」でも「丸眼鏡派」、「牛乳瓶眼鏡派」、みたいな複数の派閥が存在するように…でもこれらも、俯瞰してみればみな同じ「眼鏡娘ファン」なのである。それは間違いない。というか外部から見れば「どうでもいい問題」なので同一視される。
 でも、ちょっとした違いによってこうして派閥がわかれてしまい、下手すると対立する。
本来同志とも言える人同士が対立。そもそも何故対立するかというと、こういう場合、自己主張はおいといて他の主張を認められないなどという場合が多いようです。まぁ、そんなにアタマの硬い人間ばかりとは思わない。むしろそれは少数派だと、私は信じていますが…そーいう光景を見ていると本来なら同志とも言える人々なのに、何故もう少し寛容になれないのかなぁ…と思わなくもない。もともと敵対とかいうのならまだ理解できますが…。



…そーいうことを考えると、こーいうことって「統一しようと思うだけ無駄」というより「統一しようとすればするほどヘンな争いを生み、また派閥を生む」。それ自体が非常に無駄な労力だと、思えてしまってなりませんでした。


 それよりも、もっと幅広く寛容な態度で受け入れていけば、さらに多くの考え方に触れることができるわけで、それはそれで非常に面白いような気がしております。というわけで、「さまざまな意見を尊重する」が当委員会の基本スタンスです。ただ、呼称だけは「ついんてぇる」を、当委員会では推奨いたします。特に会員様には。
 …しかし、それにしても




気にしてる人の大多数は、おそらく鑑賞専門

(その髪型は性別的に考えて無理がある)




 であろう人々の間で熱く論争されているというのも、面白いものです。
 …実際の当事者は無視の勢いで(汗)




「ついんてぇる/ツインテールに栄光あれ♪」