近頃の携帯事情…古代モバイラーの戯言

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たけくまメモhttp://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/)」さんより


近頃の携帯電話は、すでに電話という枠組みを超越しております。通話機能や着信履歴、電話帳機能のみならず、インターネットへの接続閲覧、インターネット上のメール送受信にカメラ機能、スケジュール機能などなど、かなり多彩になって、もはや携帯電話というよりはやっぱし「ケータイ」なんでしょうねえ(謎)
携帯電話にメールアドレスがつき始めた時期は、多分今から7,8年くらい前かなあ…モバイラーであったワタシですから当然携帯電話には非常に興味がありました。ただ、当時はやっぱし…契約や通話料だけ見ても今から考えたら馬鹿高く、とても手が出ませんでした。特にNTT DoCoMoはね。でも実際、多くのエリアをカバーしてたのはNTTくらいだったので、他の電話会社を選ぶのはちょっと抵抗がありました。
今でこそ終日通話は当り前でしたが、当時は「ドニーチョ」などという土日の終日まで、と平日の夜7時〜のみ通話可能という、時間指定サービスなども存在した。そのくらい、終日通話の携帯電話は高かった。購入費用、契約費用、通話料どれをとっても。ちょっと長電話するとあっというまに請求金額が1万を超えてましたから…(汗)
今となっては携帯電話を持ってない人のほうが少ないのではないだろうか。特に都心などでは。電車の中では「ケータイ」をいぢくりまわしてる人間が必ずいるし。そのくらい、携帯電話が当り前のものとなってしまい、その付加価値みたいなのを持たせることで他機種や電話会社との差別化を図る必要が出てきてしまった。その結果が、今の「電話を超越した”ケータイ”」なのでしょう。


ワタシは長らく、WILLCOM(旧 DDIポケット)のPHSを愛用していました。一番の理由は、モバイルマシンにつないでインターネットに接続する場合、PHSのほうが有利だったからです。通信速度や料金的に。当時の携帯電話は9600bpsまでしかでなくて、とてもではないが遅い上に料金が高い。だけどPHSだとPIFASが64kbps可能だった上に通信料金が安かった。
…まぁ今となっては、ケータイ一つでスケジュール管理やタイマー機能を駆使すればちょっとしたPDAとして利用できるので、わざわざモバイルマシンを持つ必要もないのかもしれません。
先の記事でも触れられてますが、今や携帯電話に「メアド付き、デジカメ機能搭載」は当り前のものとなっています。まぁ使わない人には使わない機能でしょう。ワタシは結構使ってますが。

携帯でみなさん器用にメール打ってるじゃありませんか。なんであんなことするんですか? 電話なんだから、さっさと電話すりゃ話が早いと思うんだけど。


 ワタシの知り合いなどもそうですが、まずはメールで連絡をよこしてくれる人が殆どです。
その理由はごくごく簡単なことで、ワタシは電車移動が基本だし、休みの日となると車に乗ってどっかに出かけてることが多いため、です。近頃では意外なほど、喫煙場所と同じくらい、携帯電話を使っていい場所が少ないです。電車の中ではまずアウトだし、運転中の通話は道路交通法違反、近頃は一部ファミレスや喫茶店などでも通話を禁止している場所すらあります。あと当然ながら、手が離せない時ってやっぱりありまして…そーいうときにかかってくると対処に困る。まぁたいていは無視しますけど。
…以上のような状況、当然、今からかけようとする相手が、そうである可能性もありますので、かくいうワタシもいきなり電話する、ということは、よほど「この時間ならまぁ大丈夫だろう」という時や「こいつはいきなり電話かけても大丈夫♪」という人でもない限りは、最初はメールでやり取りいたします。比較的どうでもいい話題の場合はなおのこと、その傾向にありますね。ちなみに緊急連絡の場合は問答無用で直電かけます。
…まぁ確かに、現在の学生などのように、月数万円もかかるほどのメールのやりとりを延々と繰り返すのは正直ワタシも頭を抱えますが。大体メールは一方的に文書を送りつける類のものなので、会話には向いてないし。


たとえば本日の打ち合わせ時間がたった今変更になった、みたいな大事を1時間前くらいにメールで入れてくるのはどうもよくわかりません。


これには納得。
1時間くらい前にそーいう連絡がしたいんならメールは不向き。だってSMTPやPOP3が稼動しているWWW自体、送受信のリアルタイム制を保証していないのですから…実際にあったことですが朝に出したメールが夜に届くなどということも現実としてありえるわけです。とにかくすぐに連絡したいというのなら、直電しておくべきでしょう。出れない状態ならメッセージ残しておくとか。



あとは、数字キーによる文字入力ですが、あんなものは「慣れてるかどうか」ですね。
慣れてない人にとってはパソコンのキーボードですら打ちにくいわけです。そして「慣れる」ためには「普段どれだけ使ってるか」が大きく関わってきます。普段使ってないのだとしたら「慣れない」から「使いにくい」と。まぁある意味当然かもしれません。
…だからといって「普段使わないもの」に、無理に慣れる必要もないと思います。使わないんだったらそんな機能あるのかないのか、よく分からないという状態であっても問題ないかと思います。使わないんですから。
まぁ多彩な機能はついていますが、どの電話も、大体通話に関しては操作が統一されていると思われます。


>通話ボタン→番号入力
>番号入力→通話ボタン


みたいな感じで。あと、意外と知られてないけど、一部を除いて、着信時の通話開始はどのボタンでもOKですから…通話が苦になることは、多分ないと思うですが、その電話のボタンだけで他の機能を使うのは、少々アタマ使うかもしれません。
だもんで、通話以外の機能に関しては、まぁ、気にならないのなら、使いたい人だけ使えばいいんではないかなと思います。そのせいでケータイがでかくなる、とかいう話もありますが




7,8年くらい前の凶器になりそうなくらい馬鹿でかい携帯電話に比べたらずっと小さいデスカラ…。




まぁ、小さいと小さいでこんどは「番号が入力しにくい、画面が小さくて見難い」という別の問題が発生するので、難しいところですね。