知人忘年会2005Winter IN アキバ

…というわけで、よりにもよって忘年会とかいう時期になってまいりました。
わが勤め先は、特に定例忘年会などというものはない。まぁ社員数も少ないし、というかそもそも酒を呑める社員が少ないとか、それ以前に仕事の関係上同じ時間帯に全員集まるということ自体がありえないので仕方ないともいえますが…
まぁそんなことは関係なく、忘年会シーズンとなってきました。
そんなある日


「そろそろ年末だし、忘年会も兼ねて『追悼なぎさ&ほのか(+1)』祭ということで呑みにいかない?」


…というメールが届いた。
すでに省略されている「ふたりは」から外されてる黄色いいらない子が「+1」とかって省略されてることに少々殺意を覚えつつ(ぉぃ)週末に、いつものように呑みに行くことにした。
大体いつものルートは、退社後、アキバの喫煙所付近に集結し、その足で「とらのあな」を総チェックした後、てきとーな居酒屋に入って数時間呑んで談話し、最後にゲーセンというのが…ほぼテンプレート化している。まぁ今年の忘年会を兼ねた『追悼(ry』もそんな感じで行われるのだろうなーと…


…このときは思っていたが、この考えは非常に甘かった。
この時期が「忘年会ラッシュ期間」だということを完全に忘却していた。


とらのあな」を出たのが大体7時前くらい。
じゃ、どこかで呑むか…といったのはよかったのだけど、今日に限ってアキバ系秋葉原で降りる人の総称)の多いこと多いこと…
一体どこからこんなに人がわいてくるんだ…と思いつつ、いつも、この時間から入ってもヨユーで席につける某居酒屋に向かう。
…エレベーター前には、いつもの軽く2,3倍くらいの人が。


…いやな予感がしつつも、とにかくエレベーターに乗り込み、店の受付へ。


………予想的中(汗)




「すみませんねー本日満席なんですよー」




敗北orz
…さらに他の店を探そうとするが、ことごとく撃沈。どこも空いてない。
…何故、何故今日に限って……!


「忘年会ラッシュの時期だからねー…25日くらいまでは予約なしじゃー、殆どの店は入れないと思うよー」


…とは、最後に向かった店の店員さんに聞いた話。
そういえば忘年会というのはこの時期に集中する。当然といえば当然である。
……ぬかったわ(汗)


「失敗したな…今日は…呑みはあきらめたほうがいいかもなー…」


…少々不満が残るが、致し方あるまい。この状況では。
というわけでとりあえず腹ごしらえだけでも済ませて、まだ空いてる店でも巡ってみようかという友人の意見に同意し、とにかく飯が食える場所をさらに探す。
……が。
いくら腹ごしらえとはいえ、ここまできて「てんや」とか「吉野家」で済ませるのはちょっと納得いかない気がしていた。


「ちょっと前々から気になる店があったんだ。そこ行ってみよう」


…まぁこの時期だ。空いてればいいが…と思いつつ、ひとまずその「気になってた店」とやらに向かう。
…数分歩いてたどり着いたのは、少々小汚い(失礼)外見と思われる店舗。「飲茶食べ放題」とかなんとか。
飲茶か…まぁ食い放題なら悪くはない。呑めない腹いせに目いっぱい食うというのもありかもしれない。
…しかし


「…えーと、飲み(ソフトドリンク)食い放題…………え?」


全員…あまりの値段の安さに危険信号を受信したようだ。
いいのかこれ…しかし………
しかしここまで来たのだから、後には引けない!


「意を決して…突撃!」


店の扉を開く。
退路は絶たれた。


「いらっしゃいませ」


と、迎えられるかと思ったらその声はなし(汗)
…お世辞にも良い対応とは言えないような対応でひとまず飲み食い放題を人数分注文。
紙コップに入れられた飲料と紙皿をトレイにのせて、客席である2Fへ。


…店内は決して広いとはいえないが、他の居酒屋等の人だかりからすると想像もつかないくらいにまばらな人数。
…全員…ここで更なる不安に陥る。


しかしカネは払ったのだから食わなくては…
紙皿を片手に、飲茶等を適当に皿に盛っていく。
…素人目なのでなんともいえないが、あまり質の良いものとは思えないシロモノだった。
まぁ、そこは「食い放題」なのだから当然。最初から「質」など求めていないので別にそれはそれでよかった。とにかく腹いっぱい食えれば…。
まぁ食事さえ始まってしまえば結構気が楽になるもので、談話しつつまた皿に食べ物を盛って、という繰り返しが始まる。まぁ…食べ放題の店などでよく見られる光景だ。


……談話しながら、長らく口をつぐんでいたことをつぶやいたりした。


「…モノが少ないから結構飽きるかも」


…実はここ、飲茶以外にシュウマイや肉まんあんまん、揚げ春巻、白米があるのだが、それ以外はない
レパートリーは正直言って少ない方だと思われる。
…まぁ、安価な食べ放題の店ではよくありがちなパターンとも言える。


突然ですが、ワタシは肉まんというものが結構好きです。近頃はピザまん、カレーまん、というようにレパートリーも豊富なのだけど、ワタシはそれでも肉まんばっかし頼んだりします。まぁ単純に肉が好きなだけでしょう…なんつーてもピザデヴキモヲタですからエェ…orz
というわけなので、「肉まん」があることが確認できた時点で、ちょっとだけ「入ってみてよかった」と思っていました。
……それを食べるまでは(汗)


発見して、とって来た「肉まん」を、最後にひとかじり。


…その瞬間、口の中に広がる、味付けされた肉汁の香りと美味しさ……
…………??
……あれ?


それが全く感じられなかった。


あれれ?
これ…もしかして肉まんじゃなかったんかな??
ひとかじりして、半分になった肉まん(らしきもの)の具を確認。
…なんか肉っぽく見えるのだが…中で固まってる。ジューシーさが全くない。
…もう一度かじってみる。っつーか残り半分を口に放り込む。







……何故だ。




………全く味が感じられないのは何故なんだぁぁぁ!


紙巻だけでなく、葉巻、パイプ、嗅ぎ煙草など、煙草と名のつくものだったらたいていのものは経験している(主な喫煙はパイプだが)ワタシは「味覚」というものに全く自信がない。というわけで友人に確認をしてもらう。




…まぁもっともその友人はヘビースモーカーなわけだが(汗




(友人が肉まんらしきものを口にする)
「………なんか粘土みたいな味がする」




…つーか粘土食ったことあるのか?と突っ込みたくもあったが、あっさりと「あるよ?」とか言われると返す言葉を失ってしまうのでぐっとこらえつつ…




私「味が薄い…ってことなのかなあ…」
友「というか、味しないぞこれ」
私「やっぱし?」
友「ああ」
私「…」
友「…」
私「……コンビニの肉まんって偉大だよな
友「…あぁ、比べるのが失礼なくらいだ




意見全会一致。
ここまですっぱりと意見が一致するのは我らながら珍しいことだ。


…メニューの少ないこの店で、ワタシにとって唯一の頼みであった「肉まん」で敗北感を味わうとは思ってもみなかった…(涙)
…結局、ここで一番安心して食することができたのは「揚げ春巻」と「あんまん」だった。
珍しいことに、この意見すら全会一致だったので、最後、皿の中には「あんまん」と「春巻」しか入っていないという状態にまでなった。




まるでやっつけ飯のごとく腹に放り込んだ後、逃げるように店を後にする。




…店を出た直後、特に示し合わせるわけでもなく、てきとーに歩いて、喫煙所の中に入り、ほぼ同時に自動販売機に手を伸ばす。
…口直し(汗)
正直言う。
美味しいとはお世辞にも言うことができなかった。
少なくともワタシは苦手だ(汗)


私「いい経験になったよな…」
友「あぁ。これで二度とあの店に入ることはないな
私「珍しいな。こんなとこまで同意見とは」


飲茶には気をつけよう(謎)
…こうして我らの忘年会『追悼(ry』は終了した。
…つーか忘年会どころか、2005年の年末に「忘れられない思い出」を自ら作ってしまった澪☆あてなこ☆でした。
…この後、ゲーセンを巡っている真っ最中に、突如腹を下したのはまた別の話(汗)




年が明けたら『信念会』を決行するぞ!




と、再戦を誓う我らなのであった。
…あ、今度こそ予約忘れないようにしないとね……orz




友人へ)
虫姫さま…ではなくて「虫姫たま」を見てて、「パズルゲームって苦手なんだよなー」というワタシのつぶやきに「虫姫さま…って結構エロいよなー」とか返してくれたその友人へ捧ぐ。



…「虫姫さま」レコたん。
ゲームはまだ一度もクリアしてないのだけど、たまにゲーセンで、見つけたらプレイしております。PS2版で発売されているのは知っているのだけど、今のところまだ手が伸びていません。そのうち買ってしまいそうですが(汗)
巨乳でついんてぇる/ツインテール、しかも絶対領域の持ち主という、ある意味強豪であり、なおかつはいてないという噂が更に破壊力を増大させているという噂(なんのこっちゃ)


…しかし実際虫姫さま」のストーリーを全くしらない自分がここにいたりします(汗)