ときめきメモリアルOnline

atenako2006-02-28

http://www.tokimemo-online.konami.jp/


2月27日13:59をもってβ2テスト終了。
2月9日から数えて20日にも満たないテスト期間…正直、短すぎるような気がするが、まぁとにもかくにも、テスターのミナサマ、お疲れ様でした。


結局作成したキャラクタは2人。1つの学園で3名まで作成できるけど。この短いテスト期間では…(汗)
クラスで過ごしていたことが多く、交友もそれなりに広くなりやすいという性質を持ってるこのゲームでは、知り合いに近い人はかなり多くできました。それだけに、一時期とはいえつなげなくなると、若干の寂しさがあったりもしました。
…まぁ、引退宣言なんてしたことなく、大体のゲームはフェードアウトしてきたので、それ自体はいつもの事です(笑)
しかし、いつでもつなげる状態からフェードアウトしていくのとは違い、ある日を境に一切ログインできないとかなると、ちょっと心残りはありますね。あとからあれやっときゃよかった、これやっときゃよかった、って…。


というわけで、初ログインが12日くらいだったかな…。そのくらいから最終日まで、割と時間を削りつつプレイしていた「めもオン」ですが、ワタシなりの感想をちょっと書き綴っていこうかと思います。


初ログインの日は、とにかくつながらなくて大変でした。学園選択やキャラ選択どころか、そもそもログインできないという状況が数時間続いた。この時点でヤメようかとも思ったのだけど、友人からの報告を受けて再びログインを試みる。今度は成功した。
…この間まで、時間にして2時間半。結構なロスである(汗)


キャラ作成は比較的満足っぽいです。
まぁメモキャラはそこまで嫌いではないので…むしろ近頃3Dばっかし、しかも圧倒的にロリショタキャラになっちまうことが多かったので食傷気味だった所には新鮮ではありました。ときメモ3ばりのトゥーンシェードとかやられたらどうしようかと思っていたところです。「しぐさ萌え」は、ワタシには未だ到達し得ない境地なので…。
野郎キャラのほうは、ためしにいぢくりまわしてみたのみなのでよくわかりませんが。


初心者に対してはチュートリアルみたいなのも用意されている。まぁいわゆるギャルゲADV方式なのだけど。
これが一通り終わると、理事長室前で解放される。
…正直言って、そこから何をやればいいのか、なんてわからないと思う。クラス校舎とそれ以外の特別室(理科室、家庭科室、保健室など)校舎に分かれていて、理事長室があるのは当然特別室校舎側で、その校舎内にクラス教室はない
…そんなことも知らずに最初のうち、特別室校舎をうろうろしていた………(汗)


※これからプレイされる方へ…
…まぁどうせだから、なんかするまえにいろいろ歩き回ってみるのもいいかもしれません。学園内だけ、ということもあって全体マップはさほど広いわけではないし、授業を受けないことによるペナルティは一切ありませんから。




…まぁ体験記ばっかし言ってても何の参考にもならないと思うし、すでに語ってるので、各種モードの軽い説明なり感想なりを。




■校内移動/操作

移動なのですが、個人的に言わせて貰うと、正直言って操作性は悪いです。
マウスを左クリックするとその方向まで一直線で歩いていく、という、まぁ韓国系MMOでも有名な方式です。まぁこの方式が最初からあまり好きではないという話もあるのですが…。というか、それ以上に、思うようになかなか動いてくれない。なれるまで結構時間かかった。
ROやリネなどでおなじみの、マウスクリック移動方式は、大体の場合移動中に別の場所をクリックすると、その場から方向転換してそちらに向かってくれるですが…それと全く同じ感覚でクリック移動すると、クリックしてからの反応時間にラグが生じているのか、もしくは移動中のクリック操作を認識しないのかはわかりませんが一度クリックした場所を間違えたとして、次のクリック位置になかなか転換してくれません
そのせいもあってなのか知り合いを見つけても通りすぎてしまい、あとからまた戻ってくるなんてことが結構頻繁に…(汗)
…まぁ、慣れてくればクリック位置を自キャラからあんまり遠い位置にしなければ問題ないレベルになってくるはくるので、それが重大な問題になることもないですが…もともと、キャラコントロールや位置精度が重要になるゲームでもないので…。


次にマップ。このゲームは所謂2Dで表現されたクォータービュー視点(ランドストーカーとかみたいな?)なのだけど、建物なんかもソレ相応の高さで設置されています。で、タイルの見えない体育館〜室内プールの間とか、校舎のウラとかにも移動は可能ですが、自分の位置を見失います建物に隠れてしまうとキャラが完全に見えなくなってしまうため…。まぁ、名前表示がデフォなので、大体の位置は確認できますが…。
所謂ツーショットチャットやチャットルーム、それからアイテムトレードなどの機能は、相手キャラを右クリックしてのコマンドになるので、この位置だとそーいう機能は使えなくなります。つまり学校ウラでの怪しげな取引とかはできなくなるのだけど正直言ってそんなことはどうでもいいですね、はい。ただ、もうすこし表現方法はなかったかな、とは思います(キャラ周囲だけ透過できるようにするとか…)。


仲がよくなると割と頻繁に使われるのが「ツーショットチャット」。
正直、かなりキモい名称なのだけど、実は、後述する「ドラマイベント」以外で、相手キャラの「容姿」を確認する方法はこのモードしかありません(汗)
マップ上のチップキャラで、容姿を想像させることができるくらい表現豊富なら問題ないのだけど、チップキャラの印象と「容姿」の印象は天地ほどの差がある場合も多いです。たとえば身長差などはチップキャラには反映されないし…。ツーショットでしか確認できず、しかも言葉どおり、このモードには二人までしか入れない。お互いの容姿を確認するさい、2名だけなら問題ないけど、5,6人で確認しようとしたらえらい大仕事になる。というかソコが売りの一つといってもいい「容姿」を確認するのが困難ってのはおかしいっしょ?それ以前に、今話してる目の前の相手の姿が確認できない、というのはたとえリアルでもおかしい現象だしねぇ。


『可愛い/かっこいいキャラを作って友達に自慢しよう!』


というこなみるく推奨の遊び方ができなくなるわけだしね。
まぁおかげさまで、外を出歩いていると、最初のうちは割と多かったですね、突然ツーショットチャット依頼が飛んでくるとか。
あと…ある意味一番違和感となったのはマップ上に配置されている椅子やベンチに腰掛けることができない
…できないのに、なぜかマップ上にはベンチや椅子が「障害物」として存在している。
教室でも、机の前に地べた座りという…(汗)
食堂などでは、椅子があるのに、そのヨコで地べた座りを強要される。
…これだけでも早急になんとかならんかな、とは思います。




■授業/試験

…試験期間中以外は、自分のクラスにいて、オプションで授業OFFとか、ツーショットチャットに入ってるとか看板を立ててるとか、特殊な状態ではない限りは、時間がきたら自動的に授業が開始されます。
教科は国語、数学、理科、社会、外国(語)、芸術、家庭科。
それぞれ、それに関連する問題が4択か○×形式で出題されます。1授業10問でそれぞれの制限時間は10秒。
このモードは、適当に最大9人づつのグループに分割され、そのグループ単位で授業が進められる。基準はよくわかりません。
授業が終了すると、その正解率に応じて、各種パラメータが変化します。
大きくパラメータを上昇させるには、授業を受けるのが一番効率が高いです。だけども、授業の場合は特にそうなのだけど上がってるということは、それと同じくらいどこかの値が下がってることを意味します。なので、あまりにも無計画に授業を受けていると何故か結果的に上がっていないなどということになりかねません。しかし、試験結果ごとに出力される「成績」には、授業を受けた日数も大きく関与してくるので、最低7回は授業を受けていないと最低評価がほぼ確定してしまう…。
最低7回は受けて、その他は好みやパラメータの重要度に応じて受ける、というのがまぁ正解なのかもしれません。
…そして試験。試験期間中は、授業と同じ状態にすることで試験を受けられます。
これはマークシートに回答していく方式。時間は全体で決められているけど、ぱっと答えて即退場することも可能です。
ちなみに、名前やクラスを書き忘れると問答無用で0点なのでおきをつけて(汗)
そして一度受けた科目試験は2度以上同じ期間中に受けられないのでやり直しは利きません。それよりも問題なのが一度試験を受けてしまうと教室でやることはほぼなくなるのです。β期間中も、それによって教室から人がかなりいなくなった。この時期にヤメてしまった人も多いことでしょう。
授業では「装備系アイテム」を入手することができる(まぁリボンとか、ネコミミとか、リーゼントとかそんなの)。なので、アイテム集めの意味も兼ねるのだけど、試験中はつまり、この手のアイテムは一切手に入らないことになる(他での入手手段がないため)。あと、試験は「期間」なのでゲームを始めたタイミングによっては入学後いきなし試験などということになりかねません。
…この辺、もう少し調整できなかったかなー、とも思います。授業成績命の人間は、この時期本当にやることがないですからね…。
ちなみに、このゲームでは「仲良しグループ」その上位として「同好会」を編成することができます。それには試験レベルが2以上必要で、その試験レベルを上げるには、試験である程度の好成績を収める必要があります。
…仲良しグループや同好会を作りたい場合は、授業/試験をとりあえずクリアするしかありません。この辺、結構不便かも…(汗)




■クラブ/ドラマイベント

…部活ですね。正式版では増えるという話もちらほら聞きましたが。とりあえずβ2の段階では…
運動部:野球、陸上、バレー、水泳
文化部:文芸、科学、家庭科、演劇
の、計8種類。
ただ、これだけ分かれていますが、実際のところ、部が違ってもやることはどれも変わりません。
手に入れた「キーワード(まぁカードゲームで言う攻撃カードとでも思って)」を駆使して、部員(NPC)を倒していく。こうすることで部活レベルが上昇し、部活としての底力がアップするだけでなく、「奥義書」もここでしか手に入らないし、使用したキーワードに応じたパラメータも上昇するし、「合成アイテム」もここで手に入る。
そして、ドラマイベント。
この、部活で使用するキーワードは、初期に所持しているもの以外は『ドラマイベント』より入手可能。これは、所謂、用意されたシナリオを、所謂ギャルゲーADV式で薦めていき、トゥルーエンドに入ると大抵はキーワードを入手できる。
話が最高にややこしくなるのだが、この「キーワード」には熟練度が設定されていて、その熟練度がMAXに到達すると、新しいキーワードが発生したりする。そうやって増えたキーワードを持っていると、新しいドラマイベントがプレイできるようになったりして、そこからさらにキーワードを手に入れ…
…まぁここまで書けば大体わかると思うのですが、クラブ活動を主体と考えるならばドラマイベントとは決して切り離す事が出来ないことはお分かりであると思います。
ただ正直言って、結構タルいです。このドラマイベントは…意外と時間もかかるし…ギャルゲー慣れしてる方だったらそんなに苦にはならないかもしれませんが。
「奥義書」に記載されている通りの「合成アイテム」をそろえ、合成することで「奥義」を覚えることができます。これはクラブによって得られるものが違います。大体は強力なのが多いけど、中には何のために存在するんだか理解に苦しむような奥義も存在するので、要注意。
それから、「奥義」には1〜10のレベルが存在し、当然数字が大きければ完成度も高く威力も上がるのですが、完成度を高めるには奥義書には記載されていないアイテムを一緒に合成しなければなりません。それがなんであるかはプレイヤー自身で調べるしかないという…(汗)
…もう大体予想はついてると思いますが、部活を主体で考えるとマゾゲーになることは想像に難くないでしょう…。
あーそうそう、クラブ活動(対NPC)は「仲良しグループ同士でないと」共同クラブ活動はできません。
まぁ、飽きる人は5分で飽きるかもしれません。暇で暇でどうしようもないときなどにはいいのだけど…個人作業をほぼ強要されるに近いので


「なぜこんなことをオンラインゲームで…」


と感じてくるかもしれません。
自主トレ(プレイヤー同士の部活動と思ってくれればいいかも)でもある程度は鍛える事ができるけれども、効率よく行くには対NPCだと思われます。
あーそうそう、校内マップ画面から切り替わるほぼ全てのモード(授業、試験、クラブ、自主トレ、ツーショットチャットなど)は、一度そこに入ってしまうと、マップモードにいるキャラとのメッセージ交信は一切不可能になります。
…ので、たとえばツーショットチャットの真っ最中で、ちょっと急用があってそのキャラの人と話したい場合、ツーショットチャットが終わるのを待つか、あきらめるしか方法がありません…。これは、なんとかなってくれないかな、とは思います。逆に、待ち合わせの暇つぶしに各種モードに入ってしまった場合など、どうしようもなくなるわけですから…。




■恋愛候補生イベント

…要するに純粋なるギャルゲーモードです。
大体予想がついたし、ワタシは恋愛候補生に興味が全くなかったので、プレイしていません。
一度だけ生徒会長の姿をみかけて、話し掛けてはみたけど、つまらん。正直言ってつまらん。というかなぜオンラインゲームでこんなことしなきゃならんのだ?と思うこと請け合い。
ちなみに、自分には見える「恋愛候補生キャラ」の姿。基本的には他の人には姿が見えません
…まぁ、暇つぶしにはいいかもしれんが………。それとも、プレイするとなんかいいことあるのかな…?




■総評

とりあえず意外と、できることの幅の狭さが感じられました。
9人でチャットしながらの授業は、確かに面白いのだけど、たぶん飽きるひとはすぐに飽きる。第一クイズ形式だし、問題数もそんなに多くはないので(まぁβ版だからかもしれませんが)、あとはパターンテストのようになってくる。交流感はこっちのほうが上だけど、クラスメイトに限られてくる。クラスメイトとウマが合わない場合は致命的といえる。そーいう場合は潔くキャラを作り変えたほうがよさげ。
…授業に飽きてきた頃、クラブ活動になってくるのだけど、これも基本的にはソロプレイになる。そうすると交流もやりにくくなる。
自主トレが盛んに行われているのならまだマシではあるけれども。
とはいえ、奥義書はクラブ活動(対NPC部員)でしか入手できないし、結局のところソロプレイとなる。延々とNPCと対戦してストレスを回復しながら連続……人によっては5分もすれば飽きるかも。
試験中などはもっと悲惨で、授業がなくなるので、クラブ活動くらいしかやることがなくなる。
…クラブ活動などは特に、廃人プレイが可能な方との格差は歴然で、断然、プレイ時間が長い方が有利になっていく。
結果、自主トレを含めたクラブ活動も段々弱い順にアキラメが入り、大抵の方は、コミュニケーション(つまりチャット会話)主体に落ち着く。
ワタシのプレイからしてもそうだったのだけど、最終的には部活も授業も完全に投げておりました。まぁβ2ということもあって、残り日数が少なくなるにつれて、というのもあるのですが…。
上手く仲間に入る事が出来さえすれば、比較的楽しいアバター機能搭載チャットツールとしては優秀だと思われます。
ただ、今までの戦闘系中心のMMORPGのようなものが好きな方にはオススメしません。
戦闘中心のMMOの、殺伐とした環境に疲れた方には、こーいうまったりなゲームはむしろ休憩ついでにちょうどいいかもしれません。チャット中心のまったり空間が、心を和ませてくれます。
モンスターの殺戮やPKなどに生きがいを感じるワイルドな方はこのゲームは合わないと思うので、存在そのものを忘れておいたほうがいいでしょう(汗)




…さて。最後に注釈。あくまでもβ2での自分本位的評価ですのでご了承ください。
正式版は3月22日よりスタートするそうです。
製品情報は以下


http://www.tokimemo-online.konami.jp/beginner/soft.html


…見てわかるとおりですが、一番安価なのはDL版です。
これはソフトDLは無料で、ゲームに必要なレジストレーションコードを購入することでプレイするというもの。1300円で30日はプレイ料金無料なので、β応募で落選して、でもちょっと気になる…という方はこちらを選択するのがよいと思います。よけーなメディアも残らないしね。
もう最初からがっつりプレイするというのであれば特別版か、ソースネクスト版3970を買うのが良いでしょうか。
特別版はいろいろな特典が付属する分、価格も7980円と、エロゲ価格に近いものがあります。まぁコナミスタイル限定パッケージとのことですので、コレクターアイテムかなーという気もします。
ちなみにβ2をプレイされてる方はレジコードも買う必要はなく、そのまま30日無料プレイができる模様。


http://www.tokimemo-online.konami.jp/beta/


こちらの情報、そしてプロデューサーであるメタルユーキ氏の発言によると、要望や不具合などの修正期間…ということは正式版である程度拡張されることが予想される。β1→β2でもいくつか追加されていますからね。とりあえずそれを確認しておきたいので、また正式版が開始されたらプレイしてみたいと思います。


http://www.tokimemo-online.konami.jp/beta/ann_view000000124.html


上記が、βテスターキャラから引き継がれるデータ。
名前容姿やクラスなど、コミュニケーションにかかわる部分そのものは残るということになる。
…それってつまり…正式版開始1日目からすでに集団が形成されていて、正式版からの参入者はそれに入り込むことを強要されるわけですか。うーん……強さにかかわるデータは引き継がれないとはいえ、それはちょっとフェアーじゃないような気がする。決してβ2のころのクラス連中が嫌いなわけではないけれども、正式なサービス開始は23日なのだから、できる限りイコールコンディションで始めたいなー、と、個人的には思います。まぁ近頃の殆どのゲームは、β版のデータが強さにいたるまでそのまま引き継がれるのが当然という風潮ができあがってしまっていることを考えると…まだマシなほうなのかもしれません。
とりあえず3月23日。楽しみにしておきましょう。




正式版でどれだけ入ってくるのかを(ぉぃ








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