萌えろダウンヒルナイト(2)…ゲーム内容概要レビュー

公式サイト:http://www.coccoroco.co.jp/top/moed.html
(7月14日追加)
フルコンプリートレビュー http://d.hatena.ne.jp/atenako/20050714/p4

前半ちょこっとプレイしただけで判断するには早すぎる、と思って…というわけでちょっとやりこんでみました「萌えろダウンヒルナイト(以下、『萌えD』)」。
まぁ最も「つかみの5分」というゲーム設計上の基礎を考えると十分な判断なのかもしれませんが…。


あれから、とりあえずゲームを1回目クリアするのに、さして時間はかかりませんでした。
ゲーム内容としては【ADVパート】と【バトルパート】の二種類に分けられると思います。で、進行としては


【ADVパート】
   │
   │
   │
【バトルパート】
※負けるとゲームオーバー(1回戦以外は未確認)
※勝った場合は再びADVパート。


というように、【ADVパート】と【バトルパート】の交互繰り返し。シナリオ自体は「ROUTE」という単位で章分けされています。まだ全クリアしていないのでなんともいえませんが、基本的に1ROUTE1バトル、という区切りのようです。最終ROUTE以外は(最終ルートはエンディングに向けての選択なのでバトルがなかった)。


【ADVパート】
…まあ、エロゲーのプレイに慣れてる人ならもう説明不要でしょう。「Kanon」とか「SNOW」とか、その他類似作品でおなじみのアレです。まぁこの手のゲーム、Adventure(冒険)していないのにADVとはこれいかに?と常日頃から思っておりますがその辺は割愛。
所謂、文章がクリックごとに表示され、たまに選択肢が現れるという奴。まぁこの辺は特別挙げる点はありません。


【バトルモード】
…所謂このゲームの中核を成す存在ではないかと思います。しかし、実際には、たまにムービーが挟まったり、コース図上のポイントがバトルの経過に同期して移動していくだけで、プレイの感覚としてはADVパートと大差ないでしょう。ADVパートと唯一違う点は、選択肢の選択に時間制限が設けられてること(4秒)。
しかしこの選択肢がまた曲者…ほぼノーヒントに近い。走りやレースに対する知識がまったくなかったら全てノーヒントといって良い。なんつーか『Kanon』の舞シナリオ(対 魔物)の悪夢、再び、といった感じなのですが…


一応、どちらのモードでもセーブ可能なので(セーブ個所は10箇所+クイック1箇所だけど、ファイル名をつけてそれ以上保存することも可能)、選択肢直前でセーブして全選択を試すといった技は使用可能です。バトルモードだといちいちムービーが挟まるので少々鬱陶しいかもしれませんが…それと全ての場面において、ムービーだけは、一度見たものであってもスキップできません。個人的には、一度見たムービーくらいスキップできてもいいんじゃないか、と思いますが…。